インフラエンジニアの職種とは?具体的にどんな仕事があるのか?

インフラエンジニアの職種とは?
エンジニア

インフラエンジニアにも、様々な職種がありますよね?

サンゴ(採用担当)

そうだね!具体的な仕事内容も異なってくるから、インフラエンジニアの職種について解説をしていくね!

目次

インフラエンジニアの職種とは

インフラエンジニアの職種には、以下のようなものがあります。

  • ネットワークエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • データベースエンジニア

インフラエンジニアに対し、「楽すぎ」や「やめとけ」といった様々な賛否両論の声を耳にしますが、自分にあった職種を選ぶことが大切です。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニとは、コンピューターネットワークの構築、保守、管理を行うエンジニアのことです。

主な業務内容は、以下のとおりです。

  • ネットワーク設計
  • ネットワーク構築
  • ネットワーク保守
  • ネットワーク運用
エンジニア

ネットワークというのは、所謂インターネットのことですか?

サンゴ(採用担当)

幅広くいえば、「人脈」や「道路」なんかもネットワークだけど、この場合は情報通信ネットワークという認識で合っているよ!

私たちは日々の生活で、パソコンやスマートフォンからデータを送ったり受け取ったりしていますが、通信環境が整っていなければ、これらの作業をスムーズに行うことはできません。

ネットワークエンジニアは、私たちのネットワーク環境を快適なものに整え、見守っていくことが主な業務となります。

システムエンジニア(SE)とは異なり、ルーターやスイッチなど、物理的なネットワーク機器に触れることが多いことが特徴ですね。ファイヤーウォールや負荷分散装置(ロードバランサ)などの設計、構築を担当する場合もあります。

サーバーエンジニア

ITインフラの中でサーバーの構築と運用、保守に特化しているエンジニアをサーバーエンジニアと呼びます。

具体的な仕事内容は、以下のとおりです。

  • サーバーの構築
  • サーバーの運用
  • サーバーの管理
  • サーバーの保守
エンジニア

サーバーとはよく聞きますが、パソコンなどのコンピューターとどう違うのですか?

サンゴ(採用担当)

サーバーとは、「コンテンツを提供するコンピューター」のことさ!我々のあらゆる要求に応じてくれる魔法の装置だね!

サーバーにも、色々な種類があります。日々の生活の中で主に使われるのは、以下のようなサーバーです。

  • DNSサーバー
  • WEBサーバー
  • メールサーバー
  • ファイルサーバー

インターネットを利用する際に、見たいページのURLやキーワードを打ち込みますよね?その要望に応じ、ページを表示するのに必要なHTMLファイルや画像などを提供してくれるのがWEBサーバーです。

メールを送りたければメールサーバー、ファイルが見たければファイルサーバーなど、私たちの要望ごとに対応してくれるサーバーが異なります。

つまりサーバーエンジニアがいることで、私たちはインターネットという便利なものを楽しめるのです。サーバーがなければ、動画サイトの閲覧も、SNSへの投稿もできなくなってしまいます。

サーバーエンジニアは、よくネットワークエンジニアと混同されがちですが、扱うものが「ネットワーク」か「サーバー」かの違いですね。

データベースエンジニア

データベースエンジニアとは、その名のとおりデータベースを専門に扱うエンジニアのことです。

企業の情報システムを支えるために不可欠な存在で、技術者の数が少ないこともあり、非常に重宝されていますね。

エンジニア

データベースって普段何気なく使う用語ですが、具体的には何を示すものですか?

サンゴ(採用担当)

データベースとは、膨大な情報を特定の形式で見やすく整理したものだよ!

例えば顧客名簿をエクセルなどで記録する場合、「住所」や「電話番号」、「あいうえお順」などの項目を設置することで見やすくなりますよね?

これがデータベースです。コンピューターだけではなく、紙の辞書などもデータベースと表現できますね。

つまりデータベースとは、ネットワーク上に存在する大きな倉庫のようなもので、この中に膨大な量の情報が整理されて保管されているのです。

データベースエンジニアの具体的な仕事内容は、以下のとおりです。

  • データベースの設計
  • データベースの構築
  • データベースの管理
  • データベースの保守

お気づきのとおり、各エンジニアの業務内容は設計~保守まで同じ流れを辿っています。違うのは、それぞれの専門分野で扱う商品ということですね。

今はどの企業もITを活用する時代となっており、必要なデータを瞬時に取り出せるシステムを構築できるデーターベースエンジニアは、その価値を急速に高めているのです。

企業にもよりますが、オラクル社の「ORACLE MASTER」、マイクロソフト認定資格の「MCP」、テクニカルエンジニアの国家資格を取得しておくと、報酬面で好待遇を受けることができます。

インフラエンジニアの具体的な仕事内容

インフラエンジニアの具体的な仕事内容は、以下のとおりです。

  • 設計・構築
  • システム運用・監視
  • レポート分析

設計・構築

どの種類のエンジニアの業務も、ここからスタートします。

顧客(クライアント)からの要望を受け、サーバーやネットワークの設計を行います。一口にサーバーといっても、必要な種類や台数も異なりますからね。

設計書や手順書、仕様書に必要な情報を落とし込む作業が終わると、実際に構築作業を行っていきます。

サンゴ(採用担当)

既存の運用しているシステムのレポートを分析し、問題点や障害が発生した箇所を洗い出すことで、システム障害を未然に防いだりもするよ!

サーバーやネットワーク、セキュリティ機器の設定に加え、ソフトウェアやミドルウェアの設定まで行うことも多いですね。

システム運用・監視

システムが運用し始めたら、それを監視するのもインフラエンジニアの業務です。

障害発生時にいち早く対応できるように、クライアントに出向する「客先常駐」という勤務形態があるのもインフラエンジニアの特徴です。

サンゴ(採用担当)

自分の会社のオフィスではなく、顧客先のオフィスに出勤して仕事をするんだよ!

企業によっては、24時間365日の監視をするカスタマーエンジニアチームを発足しているところもあります。

レポート分析

システムが問題なく運用し続けるために、レポート分析は重要な業務です。

システムが正常に動作しているか、ハードウェアのリソース監視やネットワーク機器に異常がないかなどを監視し、それらの情報を元にシステムの再設定、場合によっては再設計・構築を行うことで効率的な運用業務の改善に繋げていきます。

サンゴ(採用担当)

何の問題も発生しない完璧なシステムを作り上げるには、時間と失敗が必要なんだ!問題点を取り上げて改善していくことがとても重要なのさ!

インフラエンジニアのやりがい

インフラエンジニアのやりがいは、以下のとおりです。

  • 人の役に立っていると実感できる
  • クライントと信頼関係を築くことができる
  • キャリアパスが広い
エンジニア

インフラエンジニアを目指す方にとって、やはりやりがいは大切ですか?

サンゴ(採用担当)

どんな仕事だってそうさ!仕事にやりがいを覚えれば、辛い業務だって乗り越えられるし、日々の充実感が違うからね!

人の役に立っていると実感できる

現代は、ネットワークなしでは成り立たない世界となりました。

想像してみてください。インターネットなしで生活するのは、非常に不便だとは思いませんか?

インフラエンジニアは主舞台に立つことは少ない職業ですが、現代社会を陰から支える縁の下の力持ち的な存在です。自分のスキルが今の情報化社会を支えていると考えれば、非常にモチベーションが上がりますよね。

クライアントと信頼関係を築くことができる

インフラエンジニアとしてクライアントと契約をすると、契約期間が長期になるケースが多いです。

システムの運用・保守には開発経緯や過去の障害履歴、クライアントの業務プロセスを把握する必要があるため、担当エンジニアを頻繁に入れ替えるよりも1人のエンジニアを長く雇用したほうが効率的です。

サンゴ(採用担当)

客先常駐なんか、まさにそうだよね!長期契約なら顧客先での人間関係も築きやすいし、クライアント側も業務の説明をする手間が省けるし!

クライアントと長期に渡って付き合っていくことにより、親密な信頼関係を築くことができます。相手から頼りにされることで、業務に対してやりがいを感じることができるでしょう。

また、クライントからの信頼を得ることで、自分自身のステップアップにも繋がりますよ。

キャリアパスが広い

データーベースエンジニアのような企業に重宝されるエンジニアは、市場価値が高く、キャリアパスが広いことでやりがいに繋がってきます。

例えばインフラエンジニアのキャリアパスには、以下のようなものがあります。

  • プロジェクトマネージャー
  • スペシャリスト
  • ITコンサルタント

経験や専門知識を積み重ね、資格の取得をすることで、将来の選択肢が幅広くなります。必要なのは、努力だけです。

また、より好条件で自分を受け入れてくれる企業を探して転職活動をする際にも、これまでの経験やスキルを言語化しやすいので有利だと言えるでしょう。

インフラエンジニアの転職活動には、転職エージェントを使ってみることをおすすめします。

転職活動には、時間と労力が必要となります。慢性的な人手不足に悩まされているIT業界では、求人情報のチェックをする時間すら与えられないケースがあるのです。会社側の引き止めも強いでしょう。

そんなときに転職エージェントを利用すれば、以下のようなメリットを得ることができます。

  • 希望条件を伝えるだけで担当者が求人を探してくれる
  • 一般には出ていない非公開求人を紹介してくれる
  • 給与など待遇面で企業と交渉してくれる
  • 面接日や入社日の調整などを代わりに行ってくれる
  • 履歴書作成などのサポート受けられる
  • 退職に対するサポートを受けらえる
  • 登録や利用は完全無料
サンゴ(採用担当)

忙しいインフラエンジニアにとっては、痒い所に手が届くようなサービス内容だね!

自分が働ているときにエージェントが代わりに転職活動を進めてくれれば、時間と労力を無駄にせずに済みます。求人情報の数も非常に多く取り揃えてますので、自分の希望条件に合った企業だけを絞り込んでくれますよ。

エージェント側も仕事なので、譲れない条件などは遠慮せずに伝えて大丈夫です。

インフラエンジニアも働き先は様々!

ITインフラは、現代ネットワークの土台です。

それを支えるインフラエンジニアは、非常に価値のある職業だと言えるでしょう。

ですが、劣悪な労働環境で退職の道を選ぶエンジニアも少なくありません。

深夜までの長時間労働や休日出勤、馴染めない客先常駐で心と体を壊してしまうエンジニアは、働き方改革が進んでいる現在でも後を絶たないのです。

専門的な知識や技術力を生かし、インフラエンジニアとしての輝かしい未来を手に入れるのなら、まずは理想の企業を見つけてください。

同じインフラエンジニアからでも、他業種からの転職でも同じです。自分が無理なく勤めることができる企業を探すことは、インフラエンジニアとして成功するための第一歩なのです。

転職や就職活動が上手くいかなければ、先にお伝えしたように転職エージェントを利用してください。特に他業種からインフラエンジニアへの転職は、業界に詳しいアドバイザーがいなければなかなか難しいのが現状でしょう。

いきなり客先常駐としてクラインアト先に放り込まれたら、誰からの支援も受けることができずメンタルを削られるだけです。

サンゴ(採用担当)

未経験からエンジニアを目指す場合、育成や研修プログラムをしっかり組んでいる企業でなければ長続きしないよ!

転職のプロであれば、未経験者でもきっと理想の職場を探してくれますよ。

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