インフラエンジニアの転職先の選び方|失敗しない選択を!

インフラエンジニアの転職先の選び方
エンジニア

インフラエンジニアの転職先は、どのようにして選べば良いでしょうか?

サンゴ(採用担当)

重要なのは、「失敗しないこと」だね!でも、それだけじゃ漠然としているから、インフラエンジニアの転職先の選び方を解説するよ!

目次

インフラエンジニアの転職先の選び方

インフラエンジニアの転職で失敗しないために下記のような基準で企業を判断し、転職先を選択すると良いでしょう。

自分の強み(スキル)を生かせる企業

エンジニアというのは、完全な技術職です。自分のスキルに自信を持っている方が多く、日々の業務でそのスキルを遺憾なく発揮したいと願っています。

インフラエンジニアとして数年間の経験を積んだなら、自分のスキルを生かせる企業をピックアップしましょう。転職先候補としては社内SEや、大手SIerなどが挙げられます。

エンジニア

自分で自分の強みって分かるものですか?

サンゴ(採用担当)

簡単な自己分析程度なら、できるんじゃないかな!第三者に分析をしてもらいたければ、転職エージェントを利用する方法もあるよ!

転職エージェントに登録すると、専任のアドバイザーが付きます。アドバイザーは専門的な知識と経験を持って的確な分析をしてくれるので、自分の現在の立ち位置を明確にできます。

自分の持つスキルや経験を生かせる企業を探すことに、大いに役立つでしょう。

希望する業務に携わることができる

転職先を選ぶときに、希望する業務に携わることができるか把握することは非常に重要な視点です。

インフラエンジニアはサーバーやネットワークなどIT基盤を扱う職種であることから、転職先には多数の候補が挙げられます。

転職先の選択肢が多いからこそ、安易に職種だけで選んでしまうと、入社後に後悔することになってしまうのです。

エンジニア

希望の職種に就いても後悔することになるのですか?

サンゴ(採用担当)

転職の目的をどこに定めるかという視点が大事なのさ!希望の職種であっても、業務内容が物足りなかったら、やりがいを感じられないだろう?

例えばインフラエンジニアからネットワークエンジニアに転職をしたと仮定します。

社会貢献を使命に行政のネットワークシステムの設計などに携わりたいと思っていたのに、いざ就職して蓋を開けてみたら、既に完成されたシステムの運用保守ばかりやらされたらどう思いますか?

ネットワークエンジニアという肩書が魅力的でも、肝心の業務内容は転職する前と何も変わらないという事態に陥ります。これでは、何のために転職をしたのか分かりません。

求人情報では業務内容に詳しく触れていない企業も多いですから、面接の段階で確認すると良いでしょう。直接尋ねるのが不安であれば、転職エージェントのアドバイザーに確認してもらうことができます。

社員の年齢層が自分にマッチしている企業

意外に思われるかもしれませんが、現場で働く社員の年齢層というのも重要なポイントです。

自分の年齢が20~30代と若ければ、やはり同じ年代の社員が活躍している企業を選ぶのが良いでしょう。

エンジニア

年上ばかりだと気疲れするからですか?

サンゴ(採用担当)

それもあるけど、自分がスピード感を持って仕事をしたいなら、やはり若い社員が多い企業のほうが良いね!

業務にスピード感を持って取り組む企業というのは、20~30代の若い社員が活躍している傾向にあります。

最先端の技術を吸収するのも早いので、AIやloTなど最新ツールやトレンドの技術を用いた案件が多く舞い込むことも刺激的でしょう。

逆に40代からの転職なら、1つの業務にじっくり取り組むスタイルの企業であれば、精神的にも肉体的にも無理なく働き続けることが可能です。

また、近年は大手企業でもサーバーをクラウド化する動きが活発化しています。AWSなどに特化しているエンジニアの需要は、今後ますます高くなるでしょう。

インフラエンジニアのキャリアプラン

インフラエンジニから転職する理由としてキャリアアップを掲げる方は多いですが、具体的には下記のようなキャリアプランが挙げられます。

大手SIer

インフラエンジニアから大手SIerへのステップアップは、ある意味で定番の道です。

運用保守業務で実務経験を積み、設計構築などを経てプロジェクト全体を統括するマネージャーのような立ち位置に上っていきます。

エンジニア

一種のインフラエンジニアの完成形のようなものですか?

サンゴ(採用担当)

そうだね!大手SIerに就職すれば技術力以外の面も多く求められるから、トータル的に完成されたインフラエンジニアになる必要があるよ!

大手企業のSIerとして働くなら、要件定義から運用保守まで全ての工程を請け負うことになります。その中にはクライアントとのやり取りなども含まれるので、技術力以外にも対人スキルが求められるでしょう。

大手SIerの取引先は大企業であるケースが多く、請け負う案件の規模が大きいのも特徴です。

携わるのは上流工程が多いですが、中にはマニュアル化することが難しい作業もあり、応用力や知見を磨くことができる点もエンジニアにとっては魅力的に映るでしょう。

ベンチャー企業

ベンチャー企業の特徴は何と言っても、一般の企業で行っていない独自のサービスと事業展開です。多くは成長過程にある小規模から中規模の会社なので、優秀な人材を常に求めています。

エンジニア

インフラエンジニアが転職先として大企業よりベンチャー企業を選択することに、一体どんなメリットがあるのですか?

サンゴ(採用担当)

全く新しいビジネスにスタート時から携われるのは、魅了的だよ!
成功までの過程を経験できれば、エンジニアとしては素晴らしい財産さ!

インフラエンジニアがベンチャー企業で働くと、ほかにも下記のようなメリットがあります。

  • 企業への貢献度が待遇に反映されやすい
  • 経営者と近い距離で仕事ができる
  • 責任あるプロジェクトを担当させてもらえる

ベンチャー企業はインセンティブ制度を採用していることが多く、実績を積むほどに給与などの待遇が良くなっていきます。大きなプロジェクトを成功して会社に多大な利益をもたらすことができれば、社会的な地位も築けるでしょう。

何より、新鋭企業をメガベンチャーにまで成長させることができれば、一般的なITエンジニアでは得られない報酬を手にできます。ギャンブル性はありますが、野心の強いエンジニアには適した転職先と言えるでしょう。

ITコンサルタント

システム開発の最上流工程に携わるITコンサルタントには、クライアント企業の問題点を的確に見抜く能力が不可欠です。クライアントが何に困っているのか上手く引き出し、適切な解決策を提示することで信頼関係を築いていきます。

エンジニア

直接クライアントと接する機会が多いのなら、やはりコミュニケーション能力が必須でしょうか?

サンゴ(採用担当)

それだけじゃないよ!何が問題か見抜くというのは、ITに関する幅広い知識が必要になってくるんだ!

各分野の専門家ほどの知識は必要ありませんが、システム設計から開発、運用保守までの実務経験を積んでおけば、クライアントに対して、より良い提案ができるでしょう。

また、ITコンサルタントには的確なコンサルティング以外にも、プロジェクトチームをまとめるリーダーシップも求められます。自分が中心となってプリジェクトが進行していくので、仕事のやりがいという面では群を抜いているでしょう。

年収面では一般のインフラエンジニアよりも高く、大企業のITコンサルタントに転職できれば1,000万円を超す報酬を手にすることも夢ではありません。

インフラエンジニアの転職前にやっておきたいこと

インフラエンジニからの転職を検討するなら、下記のことを実践してください。必須とまでは言いませんが、転職に失敗しないためには必要なことです。

なりたい自分を明確化する

なぜ今の職場を辞めたいのか、皆さんは明確に説明できますか?

  • 給料が低い
  • 業務が単純作業ばかりでつまらない
  • スキルの向上ができない

理由は人それぞれでしょうが、まずは自分が転職したい理由を絞り出し、その上で理想のエンジニア像を明確化してください。

退職したい理由理想のエンジニア像
給料が低い高額な年収が得られるエンジニア
単純作業ばかりでつまらない上流工程に携われるエンジニア
スキルの向上ができない最先端のIT技術を駆使するエンジニア

スタートラインに立っても、ゴールが分からなければ走り出すことができません。

闇雲に足を踏み出したとしても、行きついた先が全く見当違いの場所であったら、その転職は失敗に終わったと言えるでしょう。

多少は、夢見がちでも大丈夫です。何のゴールも描けないほうが遥かに問題なのですから。

資格やスキルを取得する

なりたい自分を明確化できたら、そこに辿り着くまでの道筋を描いていきましょう。

例えば大手SIerを最終的なゴールだと定めた場合、いきなりのキャリアップは難しいので、まずは中小企業のSIerとして経験を積むのがベターです。

その過程で自分の価値を高めるには、資格を取得するのが一番でしょう。

エンジニア

資格と言っても、何を取得すれば良いのですか?

サンゴ(採用担当)

何をもってゴールとするかによるけど、インフラ保守エンジニアになる場合はCCNAやMCSAなんかを取得しておくと重宝されるね!

IT系資格は、「国家資格」と「ベンダー資格」に分かれているので、自分がどのようなエンジニアを目指すかによって取得すべきものが異なってきます。

ベンダー資格の場合ですと、AWS認定試験やプログラミング言語のJavaに関する資格が人気です。国家資格なら、データベーススペシャリストや、プロジェクトマネージャ試験なども面白いかもしれません。

転職エージェントに登録する

IT業界の転職活動は自分1人で行うより、転職エージェントを活用することを強くおすすめします。

エンジニア

転職エージェントって、いわゆる仲介業者のようなものですよね?そんなに便利なのですか?

サンゴ(採用担当)

IT業界に関して言えば、間違いなく便利だね!自分だけでは出会うことが困難な企業との橋渡しをしてくれるよ!

インフラエンジニアが転職エージェントを利用するメリットには、下記のようなものがあります。

  • 企業の詳しい情報を教えてくれる
  • 非公開求人など、大企業の案件を持っている
  • 希望に沿った企業をピックアップしてくれる
  • 自分の代わりに面接日や入社日の日程調整をしてくれる
  • 業務内容や待遇について交渉してくれる
  • 完全無料で利用できる

例えば野心を持って新鋭ベンチャー企業への転職を決意したとして、どうやって転職先を探しますか?

先にお伝えしたとおり、一般的にベンチャー企業は社員が100人以下の小~中規模のところが多く、企業情報というのがあまり出回っていません。

求人情報に関しても自社ホームページなどで宣伝しているだけのケースが多く、ピンポイントで魅力定な企業を引き当てるのは至難の業だと言えるでしょう。

そんなときに大いに役立ってくれるのが転職エージェントです。転職エージェントはベンチャー企業の求人案件も多く扱っており、アドバイザーたちはそこがどんな会社なのかしっかり情報を集めて把握しています。

事前に企業情報を詳しく教えてもらえることで失敗しない企業選びができますし、望めばキャリアアップの王道とも言える大手SIerの求人だって紹介してもらえます。

理想の企業と出会える確率を高めるためにも、転職エージェントは必ず活用してください。

理想のエンジニア像を描くのが転職に失敗しないコツ!

インフラエンジニアの転職は、明確なゴールを定めることで失敗を防ぐことができます。

携わる業務内容や職場の年齢層など、結局は自分がエンジニアとして転職先に何を求めるかが一番重要なのです。将来へのキャリアプランをしっかり描くことができれば、自ずと転職先というのは絞られてくると言えるでしょう。

迷わずゴールに辿り着きたいなら、プロの力を借りることも大切です。転職エージェントを活用すれば、忙しい毎日でも自分の代わりにアドバイザーが転職活動を進めてくれます。精神的にも肉体的にも負担が軽減できるのは心強いことです。

利用は完全無料なので、まずはお試し感覚で登録することをおすすめします。

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