カスタマーエンジニアの将来性|生涯食べていくことはできるのか?

カスタマーエンジニアの将来
エンジニア

カスタマーエンジニアは非常に専門性の高い職種ですが、現場仕事ゆえに将来性が気になりますね!

サンゴ(採用担当)

確かにキャリアパスや、生涯食べていくことができるか気になる人は多いね!そんな人のために、カスタマーエンジニアの将来性について解説するから、ぜひ参考にしてね!

目次

カスタマーエンジニアの将来性とは?

カスタマーエンジニア(CE)は、下記のようなキャリアパスがあることから将来性のある職種だと言えるでしょう。

数々の案件で培った技術と経験は何ものにも代え難い財産です。自分の能力を高めることで、様々なステップアップが可能となります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

定年までカスタマーエンジニアを極める

カスタマーエンジニアは、技術と知識さえあれば定年まで現場で働くことができます。場数を踏むことで後輩たちの見本となり、自他ともに認める最高の技術者として現場に君臨することもロマンがあるでしょう。

エンジニア

定年まで現場の技術者ですか・・・。体力面は、大丈夫なのですか?

サンゴ(採用担当)

客先に派遣されるから移動はあるけど、力仕事はないから大丈夫だよ!むちゃな顧客につかない限りは、夜勤もないしね!

カスタマーエンジニアは、情報システムやIT製品の導入支援、設置サポートを行う専門家です。システム導入後も企業や個人が安心して運用できるよう客先に派遣されたり、時には客先常駐という形で運用保守に務めていきます。

車などで長距離を移動したり、1日に何件ものクライアントを渡り歩くことはあるでしょうが、配送業者のように重たい荷物を持つことはありません。企業によっては土日が休みなのでワークライフバランスも整えやすく、高齢になっても続けやすい職種だと言えるでしょう。

管理職へのステップアップ

現場のプロフェッショナルとしてスキルや知識を習得していけば、社内での評価が高まり、管理職へのステップアップが可能です。

プロジェクトリーダーやマネージャーというポジションを担うことで、能力に応じた年収を受け取ることができるでしょう。

エンジニア

カスタマーエンジニアの管理職は、どのような業務内容なのですか?

サンゴ(採用担当)

派遣される側から派遣する立場になったり、社内研修を通じて自分の経験を後輩たちに受け継いでいくのさ!

生涯現役を貫いて現場にこだわるのも魅力的ですが、効率よく報酬額をアップさせていくなら、出世街道に乗ることも1つの方法です。現場仕事よりオフィス内での業務にやりがりを感じるのであれば、なおのこと野心的に攻めていきましょう。

どれだけ高い能力を持っていても、企業によってはそもそも管理職の椅子がないケースもあります。その場合は、少しでも規模の大きな企業に転職をすることで、良い待遇を得ることができるでしょう。

異業種への転職

カスタマーエンジニアでの経験を生かし、インフラエンジニアなどの異業種に転職する方法もあります。ネットワークシステムの運用保守がメイン業務なので、これまでの知識や技術が必ず役に立ちます。

エンジニア

インフラエンジニアに転職したら、年収が下がりませんか?

サンゴ(採用担当)

就職する企業選びを間違えなければ大丈夫さ!自分の能力が生かせる商流が上の企業に転職することで、報酬は転職前より大幅に上げられるよ!

ITエンジニアが自身の待遇を良くするには、上流工程に携わる企業に所属することが重要です。IT業界は多重下請け構造(ピラミッド構造)で1つのプロジェクトを完遂させるので、下層の企業ほど報酬が安く労働環境などの待遇が悪いです。

最初は下層企業に属していても、転職を繰り返してピラミッドを上がっていけば、好待遇で働けるエンジニアにステップアップできます。

また、情報システムやIT製品に関する知識を駆使して、やり手の営業職になる道も捨てがたいでしょう。製品のセールスポイントを熟知しているので、うまく顧客の購買意欲を刺激することができれば、インセンティブで高額報酬を得ることも可能でしょう。

カスタマーエンジニアのキャリアパスで悩んだときは、転職エージェントの活用をおすすめします。今の自分の立ち位置から最適なステップアップを提案してもらえます。

カスタマーエンジニアは生涯食べていける?

カスタマーエンジニアは、下記のような理由から非常に安定した職業だと言えます。

カスタマーエンジニアは、フィールドエンジニアやテクニカルサポートなどとも呼ばれますが、需要に供給が追い付いていないのが現状です。つまり人手不足の状態ということです。

それゆえに待遇面も決して悪いものではありません。カスタマーエンジニアが生涯食べていける理由を詳しく解説します。

IT技術の発達による需要の高さ

日々進化するIT業界では、驚くべき速さで技術のアップデートが繰り返されています。便利になる一方で、企業も個人も扱いが難しくなるIT製品に四苦八苦していることが問題点だと言えるでしょう。

エンジニア

導入設置や運用保守を行うカスタマーエンジニアの仕事は、今後も増え続けるということですか?

サンゴ(採用担当)

点検や修理まで行うことを考えれば、カスタマーエンジニアという職種は永遠になくならないかもしれないね!

今後も急速に発展することが予想されるITという世界で、カスタマーエンジニアの仕事は、市場価値を下げることなく逞しく生き続けることでしょう。

それゆえに、異業種からカスタマーエンジニアに転職する方も急激に増えることが予測できます。

日本の平均的な年収よりも高水準

求人ボックスによれば、カスタマーエンジニアの平均年収は548万円(2023年3月時点)です。国税庁が発表した日本の平均年収は約467万円なので、単純計算でカスタマーエンジニアのほうが約81万円も高いことになります。

エンジニア

これは、かなりの高水準ではないですか?

サンゴ(採用担当)

そうだね!おまけにITエンジニアは一普通のサラリーマンとは異なり、転職やスキルアップで報酬額をさらに上げることができるからね!

毎年の昇給額がある程度固定されている一般企業とは異なり、カスタマーエンジニアは最新やトレンドのスキルを身に付けることで、自らの市場価値を高められます。つまり腕次第で報酬額が変動するということです。有能なエンジニアであれば、年収1,000万円を超すことも夢ではありません。

培った知識や技術を転職に生かしやすい

ITエンジニアにはそれぞれ専門分野がありますが、基礎となる知識や技術は共通しているものが多いです。

特にシステムの運用保守であれば、その経験を生かせる職種が多く、カスタマーエンジニアからインフラエンジニアや、社内SEなどに転職する際に有利だと言えるでしょう。

エンジニア

ですが、結局は同じような領域の仕事から抜け出せないのでは、大幅なステップアップは難しそうですね!

サンゴ(採用担当)

それは違うよ!大手企業にステップアップしたいのなら、それにふさわしいスキルや資格を取得すれば良いだけだよ!

ITエンジニアは、スキル以外にも数々の資格を取得することで、自分の市場価値を上げられます。

スキルならトレンドである「AI」、資格なら重要の高い「AWS」など、企業が高く評価するジャンルの資格を取得することで、将来的にはカスタマーエンジニアからシステム開発を請け負う大手Slerなどに転職することも可能です。

評価の高いスキルや、企業が重宝する資格が知りたければ、転職エージェントのアドバイザーに相談するのが良いでしょう。IT転職のプロから見て、狙い目な情報を教えてくれます。

カスタマーエンジニアに求められる能力

カスタマーエンジニアは、長く働くために下記のような能力が求められます。

どれか1つでも欠けてしまうと、今後のキャリアパスに暗い影を落としてしまいます。

これらの能力が欠落している方は、カスタマーエンジニアとして大成できないということです。向いていないとも表現できるので、早めに転職活動を検討するなどの対策を講じてください。それぞれ詳しく見ていきましょう。

専門性に特化した知識や技術

カスタマーエンジニアには、当然ですが専門知識や技術が求められます。一口にITエンジニアと言っても、その専門性は多岐に別れるのです。

例えばカスタマーエンジニアになるには特別な資格は不要なのですが、製品の導入設置を行う際に電源や通信に触れるため、法律的に下記のような資格が必要となります。

  • 電気工事士
  • 認定電気工事従事者
  • 工事担当者

主にプログラミングやコーディングを行うWebエンジニアには上記の資格が不要なように、ITエンジニアはそれぞれの特性が強く出る職種なのです。

エンジニア

我々のようなプロエンジニアであっても、多少畑が違うとお手上げ状態ですものね!

サンゴ(採用担当)

自分が扱う専門性を突き詰めていくことも、プロとしては非常に重要だね!

中途半端に様々なジャンルに手を出して器用貧乏になるより、1つの分野を極めた職人となることがカスタマーエンジニアとして生き残る方法です。

派遣先に出向けば必ずトラブルを解決しなければならならず、失敗は許されません。そのため、飽き性な方より、1つのことをコツコツと続けられる方にこそ、カスタマーエンジニアは向いていると言えるでしょう。

臨機応変な対応力

現場に出向けば、予期せぬトラブルは日常茶飯事です。そこで慌てるのではなく、落ち着いて臨機応変な対応ができれば、顧客に余計な不信感を抱かせずに済みます。

エンジニア

正しい復旧方法を試してもシステム障害が改善しないと焦りますよね!

サンゴ(採用担当)

それを顔や態度に出さないのが一流だよ!あたふたした挙句、その日のうちにトラブルが解決できないのは三流だね!

どのような場面でも冷静さを保ち、改善策として最適解を導き出せるエンジニアは、どのような企業でも重宝される人材となれるでしょう。論理的に道筋を立てるロジカルシンキングは、エンジニアに必須のスキルと言えます。

また、自分1人の知識や技術では解決が難しい場合、上司や同僚の助けを借りるため、後日出直す必要があります。その際に高いプレゼン能力があれば、クライアントを怒らせずにスムーズな対応が可能です。

誰とでも気兼ねなく接するコミュニケーション能力

カスタマーエンジニアに向いている人の特徴に、コミュニケーション能力が高いというものがあります。

カスタマーエンジニアは、意外にもコミュニケーション能力が求められる職種です。派遣先での顧客対応はもちろん、客先常駐では知らない現場の人間たちと良好な関係を築いていく必要もあるからです。

クライアントが抱える問題点を理解したり、逆にこちらが提示した解決策を相手に理解してもらうことにもコミュニケーション能力が活躍します。

エンジニア

ですが、無愛想なエンジニアでもやっていけないわけではないのでしょう?

サンゴ(採用担当)

自分の評価を気にしないのならね!愛想が悪ければ顧客からの評判は良くないし、社内での出世にだって響くよ!

顧客だって愛想の悪いエンジニアは敬遠しますし、プロジェクトリーダーやマネージャーとしてスタッフをまとめる際にも、円滑な人間関係を作るためにコミュニケーション能力は必須です。いつも険しい表情を浮かべている上司だと、部下は懐いてくれません。

円滑な意思疎通が、チームとして固い結束力を生み出してくれるのです。

カスタマーエンジニアの将来性は明るい!

情報システムやIT製品の専門家として様々な現場で活躍するカスタマーエンジニア。

システムの運用保守や修理には欠かせないエンジニアで、その需要は年々高まっている傾向にあります。スキルや知識をアップデートすることで市場価値を上げることができ、年収や待遇アップを狙うことも可能です。

カスタマーエンジニアとしてキャリアアップを目指すなら、転職エージェントを利用して商流が上の企業に転職することをおすすめします。

サンゴ(採用担当)

待遇を良くしたいのなら、少しでも大手のIT企業に転職する必要があるんだよ!システム設計や構築など、上流工程に携わることも重要だね!

キャリアアップに適した業務やスキル獲得の機会が多く、エンジニアとしても間違いなく成長できるでしょう。

転職エージェントは豊富な求人数に加え、担当のアドバイザーが親身に寄り添ってくれます。忙しい方の代わりに担当者が面接日の調整なども行ってくれるので、上手に活用してください。

全てのサービスが無料で利用できるのも、大きなメリットでしょう。

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